人工知能を使った天気予報の研究が、世界中で急速に進んでいます2。これまでの予報は、大気の動きを物理の式で計算するやり方が中心でした3。この方法は精度が高い一方で、大型のコンピューターと長い計算時間が必要です4。
新しい手法は、過去数十年の観測データを人工知能に学習させ、そこから先の天気を予測します5。計算にかかる時間は従来よりずっと短くなり、ふつうの機械でも動くといいます6。台風の進路予測では、これまでの予報を上回る結果も報告されています7。
ただし、人工知能はデータにない現象に弱いと言われています8。記録的な豪雨のように前例の少ない事態では、判断を誤る恐れがあります9。気象の専門家は、当面は両方の手法を組み合わせて使うべきだと指摘しています10。
Discussion
to rate or comment.
No comments yet.